メンズヘアのスタイリングは難しい？髪の毛のセット方法をご紹介

美容室で髪を切った時は満足度の高いヘアスタイルだったのに、自分でセットすると、思い通りに仕上がらないと悩んでいる方は多いようです。メンズの髪の毛のセットは、女性よりもシンプルにできるものが多いため、不器用な方でもスタイリッシュにセットできます。ここでは、メンズのスタイリング剤の種類や、セット方法をご紹介します。

メンズのスタイリング剤の種類

メンズの髪の毛をセットする際は、ヘアスタイルに合わせたスタイリングを使用しなければなりません。主なスタイリング剤の種類や使い方のコツは、次のようになります。

ワックス

ワックスは、髪に自然な動きを与えたり、ボリュームを出したりできるスタイリング剤です。しっかりホールドできるうえに、手直しできるのがワックスのメリットです。ワックスにはドライタイプやクリームタイプなど種類があり、好みに合わせたテクスチャーを選べます。乾いた髪に使うのが基本で、濡れた髪に使うとうまくセットできないことがあります。また、つけすぎると油っぽく見えるので注意しましょう。

ムース

ムースは、ボリュームを出したい時に活用できる泡状のスタイリング剤です。仕上がりはムースの種類で異なり、サラサラやウェット、ハードなどから選べます。ピンポン玉大のムースを髪につけ、手でほぐしてセットします。速乾性であるため、つけたら素早くセットするのがうまく仕上げるコツです。

ジェル

ジェルは、髪をしっかりホールドし、ウェットな仕上がりにできるスタイリング剤です。髪型をしっかりと固定し、長時間維持できます。髪の長さに合わせて適量をとり、髪に均一に伸ばします。付け方にムラがあると、多い部分だけウェット感が強くなるので注意が必要です。

ヘアオイル

ヘアオイルは、髪をまとまりやすくしたり、保湿したりするためのスタイリング剤です。乾燥した髪をしっとりとした状態に整え、ツヤを与えます。また、ドライヤーの熱から守ったり、湿気による髪の毛の乱れを防いだりします。ダメージヘアが気になる方におすすめです。使用料は1滴ほどで、多くつけすぎるとベタベタするので気をつけましょう。

ヘアスプレー

ヘアスプレーは、髪をホールドするスタイリング剤です。皮脂や汗などにも強く、長時間しっかりホールドできるのが魅力です。スタイリングした後、20センチほど離してスプレーします。指にスプレーをつけて髪をつまむと、毛束を作れます。セット後にコームを使うと、粉をふいたようになることもあるので気をつけましょう。

メンズの髪の毛のヘアスタイル別セット方法

メンズの髪の毛のセット方法は、ヘアスタイルによって異なります。メンズに人気のヘアスタイルのセット法補は、次のようになります。

ベリーショート

ベリーショートは、全体的に短めで清潔感がある、人気のヘアスタイルです。ベリーショートは、ワックスを使いセットするのが一般的です。セットする際は、最初に髪を全体的に濡らしてからドライヤーをかけて、トップを軽く立ち上げます。次に、ワックスをなじませ、髪を握るようにスタイリングしたら完成です。しっかり立ち上げたい場合は、クリームタイプとジェルタイプを混ぜてセットすると良いでしょう。

マッシュのセット方法

マッシュは丸みのあるシルエットで、柔らかい印象のヘアスタイルです。緩いパーマをあてたり、カラーリングしたりと、髪型とカラーで印象を変えられるのも魅力です。マッシュをセットする際は、髪を全体的に濡らしてから、軽く乾かします。下から空気を入れるようにして、髪をふんわり持ち上げながらブローしましょう。スタイリング剤はワックスを使い、指になじませ髪をつまみ、こすりつけるようになじませていきます。ナチュラルに仕上げたい時は、毛束を細かく散らしましょう。バランスを整えたら完成です。

ソフトモヒカン

ソフトモヒカンは、サイドを短くし、前髪を上げて頭頂部にボリュームを持たせたヘアスタイルです。髪が長すぎるとセットしにくいため、動きがつけにくい場合はパーマをあてましょう。セットする際は、前髪を立ち上げるようにドライヤーで乾かし、サイドは膨らまないよう手で押さえます。髪全体にワックスをつけ、シルエットを整えていきます。また、毛束をつまんで動きをつけていきましょう。最後に、髪の根元とモヒカン部分にヘアスプレーをかけて完成です。

まとめ